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笑う門には健康来たる

Vol.06 水虫

 暑くなり、汗ばむ陽気になってきました。今回は水虫を中心とした白癬症のお話です。 白癬菌というかび菌の一種が、皮膚の一番表面の角質層に寄生して起こります。 主な症状はかゆみですが水疱ができたり、皮膚が剥けたり、皮膚が硬くなったりします。 春から夏にかけて高温で湿度が増してくると、菌が増殖して症状が悪化します。 タオルやスリッパに足拭きマットなどを介して白癬菌がうつります。

 足がかゆかったり、皮膚が剥けたからといって、水虫とは限りません。よく似た症状を起こす皮膚病は沢山あります。 間違った処置をすると、かえって状態を悪化させることもあります。市販の水虫薬を使っても良くならなかった場合などは、皮膚科などに受診して原因を確かめましょう。

 予防は洗うことです。特に大勢の人が裸足になる所に行った場合は帰宅後に足を洗う習慣をつけましょう。 また家族に水虫の人がいる場合は洗面所、脱衣所やスリッパ、足拭きマットを清潔にし、乾燥を心がけましょう。

 治療は白癬菌を殺す軟膏の外用が中心です。皮膚の角質層はとても頑丈にできています。 いったんそこに白癬菌が入り込むと薬が浸透しにくく、しかも、白癬菌の生命力は強いため治療には時間がかかります。 薬を使用して症状が良くなってもまだ皮膚の深部には菌が残っていることがあります。 皮膚のサイクルを考えると皮膚の状態が正常になってから最低でも一ヶ月間は塗り薬を続けましょう。 また一見正常に見える周囲の皮膚にも白癬菌が潜んでいることが多いため、少し広めに薬を塗りましょう。 お風呂上がりに塗ると浸透が良いでしょう。

 患部を乾燥すると同時に冷やしましょう。蒸れると悪化しますので、お風呂あがりは水をよく拭き取りましょう。 靴下や履物は通気性の良いものにしましょう。家族に白癬症の人がいる場合は同時に治しましょう。 一人だけ治療してもまた菌をもらってしまいます。

 これからの季節、早めに白癬菌を退治して爽やかに過ごしましょう。

2007年6月 掲載

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