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笑う門には健康来たる

Vol.13 冬の入浴

入浴のススメ

 かなり寒くなってきましたね。温かい風呂が楽しく感じられると思います。入浴は一日の疲れを取り、リラックスし、眠りにつくためにもよいと言われています。 しかし、入浴方法を間違えると病気発生の原因にもなりかねません。冬に問題なのは寒暖の変化による血圧の変動からくる様々な病気です。 入浴中の急死者数は年間約一万五千人とも言われています。入浴死の発生は65歳以上の方に多く、11月から3月の寒い時期に集中しています。 入浴中の死因は心筋梗塞、脳出血、脳梗塞などの循環器系・脳血管疾患が過半数を占めています。

 脱衣室と浴室温度が低く、浴槽内の水温が高いほど血圧の変動が激しいと言われています。特に日本人は熱いお湯を好むようで平均42度くらいが適温と感じる方が多い様です。 入浴時の浴室内での急激な温度変化が、血管を著しく伸縮させ、血圧を急激に変化させます。この血圧変化が循環器系および脳血管疾患による突然死を引き起こしていると言われています。 高齢の方、高血圧症、動脈硬化性疾患のある方は特に注意が必要です。

  • 脱衣室や浴室を暖かくしましょう(20〜25度)
  • お湯の温度は高くしすぎないようにしましょう。(38〜40度)
  • 肩まで湯につかると心臓に負担がかかります。特に高齢の方や高血圧症や心臓疾患のある方は半身浴がよいでしょう。
  • 高齢の方は長湯しないようにしましょう(浴槽につかるのは5〜7分程度)若い方は20分程度湯につかるとリラックスできると言われています。
  • 血圧降下剤や精神安定剤、睡眠薬を服用されている方は、内服直後の入浴をさけましょう。
  • 浴槽から急に立ち上がるのはさけましょう。
  • 入浴の前後にコップ一杯程度の水分を補給しましょう。
  • 飲酒後には血圧が低下しやすいので注意が必要です。

 人は、体温が下がるときに眠気を感じやすく、うまく眠ることができると言われています。そのため、入浴によって一旦体温を上げて、 体温が下がってきたところで寝るようにすれば、よい睡眠を得ることができます。また、入浴によって副交感神経が活発になり、体を緊張状態にする交感神経の働きが弱まります。 そのため、リラックスし、寝つきをよくすることができます。38〜40℃程度のお湯にゆっくりと10分〜20分入るのがよいといわれています。 それにより、充分なリラックスを得、身体の芯まで温め、湯冷めを防ぐことができます。入浴するタイミングは、就寝の約1時間前にお風呂から出るのが最適です。

2008年1月 掲載

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