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Vol.21 便秘便秘のお話まだまだ暑いですね。夏は気温が高いため発汗が増えます。そのため体は脱水傾向となり便が硬くなり便秘が起こりやすくなります。 今回はそんな便秘のお話です。便秘とは3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても排便が困難であったり、残便感がある状態です。子供や高齢者に多く、女性に多い傾向があります。 原因は主に生活習慣によるものが多いようです。特に便意を我慢することがよくありません。腸内の便が肛門近くまで下がると、 その部分の直腸が広がり神経を刺激し、便意をもよおします。便意を我慢すると徐々に鈍感になり便意を感じにくくなります。また便の水分が吸収されて固まり、 排便しにくくなります。この状態が続くと、たまった便によって直腸が広げられ、さらに便意を感じにくくなります。この悪循環によって便秘となります。 また食物繊維や水分の摂取が不充分であったり、食後にゆっくり便をする時間が持てないことも原因です。水分や食物繊維は便を軟らかくし、通りを良くします。 また過度のストレスにより、交感神経の活動が盛んになり、消化管の活動が低下したり、過度に活発化したりして便秘や下痢などといった症状がでる事があります。 加齢によって胃腸の活動が低下し便秘傾向となります。アルコールは利尿作用があるため、便の水分を減らす傾向があります。 女性に便秘が多い理由は腹筋が弱いこと。外出先や人前で便意をもよおしたときに、我慢する傾向があること。ダイエットすることがあるため、 食べないことによって腸の運動が低下してしまうこと。女性に特有の黄体ホルモンは体内に水分を蓄積しようとするため、便に充分な水分が補給されなくなってしまいます。更にこのホルモンは括約筋を収縮させるため排便を困難とします。 他に、内服薬などには副作用として便秘があるものもあります。また腫瘍による消化管の狭窄、手術後の消化管の狭窄や癒着、筋・神経疾患、内分泌・代謝疾患による便秘もあるので注意が必要です。 症状は排便頻度が少なくなる、硬い便、残便感のほかに、腹痛、吐き気、腹部膨満感、食欲不振などを伴うことがあります。 予防、治療は原因である生活習慣を改善しましょう。便意を我慢しないように心がけましょう。食事をとると胃腸が動き排便の反射が起こることが多いので、 食後にゆっくりトイレに入る習慣を持ちましょう。野菜、果物、穀物などに含まれる食物繊維をしっかりととりましょう。充分な量の水分をとりましょう。 軽い運動は胃腸を活発にするので、毎日30分くらいのウォーキングをしましょう。軽い腹筋やストレッチ、へそを中心に「の」の字におなかをマッサージすることも効果的です。 生活習慣の改善だけではどうしてもよくならない場合は薬による治療を行います。便を軟らかくする薬、 腸の運動を活性化する薬、腸を刺激して内容物を出させる薬などがあります。よく医師と相談し治療方針を決めましょう。 2008年9月 掲載 |
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