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笑う門には健康来たる

Vol.51 新しいワクチンについて

 今回は、ここ数年で接種可能となった 肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチン、子宮頸癌ワクチンなど新しいワクチンのことについて書かせていただきます。

肺炎球菌ワクチン

 まずは肺炎球菌ワクチンです。肺炎球菌は、 肺炎、中耳炎や、敗血症、髄膜炎などの起原因となる細菌です。 ワクチンは成人用と小児用の2種類あります。 成人用はワクチンの効果が5年です。特に肺炎の予防に有効と言われています。 小児用は対象が生後2ヶ月から10歳未満で、接種回数は接種開始年齢によって異なります。1〜4回の接種となります。

ヒブワクチン

 続いてヒブワクチンです。ヒブ(Hib)はインフルエンザ菌b型の略称です。 インフルエンザの原因のインフルエンザウイルスとは違うものです。 ヒブは肺炎、敗血症、細菌性髄膜炎などを起こします。細菌性髄膜炎は乳幼児に発症し重症で、 その原因の半分以上がヒブと言われています。日本では年間約600人発症します。 発症すると治療を受けても日本で年間約30人の乳幼児が死亡し、 約150人に発育障害などの後遺症が残ると言われています。 ヒブワクチンは対象が生後2ヶ月から5歳未満で、接種回数は接種開始年齢によって異なります。 1〜4回の接種となります。

子宮頸癌ワクチン

 最後に子宮頸癌ワクチンです。ヒトパピローマウイルスは疣贅(イボ)、 尖圭コンジローマ、子宮頸癌などの原因となるウイルスです。 ウイルスの中で型が分かれており、子宮頸癌の場合は16、18型などが原因となるとされています。 子宮頸癌ワクチンはこのうち16、18型のみに対してのワクチンです。 ワクチン接種したときに既に感染していた場合には無効です。ワクチンは筋肉注射をおこないます。

 いずれも現在は任意接種(有料)ですが豊田市では4月からは小児の肺炎球菌、 ヒブ、子宮頸癌の各ワクチンについて助成が始まる予定のようです。

 

2011年3月 掲載

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