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笑う門には健康来たる

Vol.21 めまい

めまいのお話

 今年の夏は暑かったですね。あまりの暑さでくらくらした方もいたのではないでしょうか。今回は季節の変わり目に多いめまいのお話です。 めまいとはくらくらとした感覚の総称です。一言にめまいといっても、様々な病気が含まれています。

 症状からは次のように分類します。自分自身や周囲がぐるぐるまわる感じがして、吐き気があり、主に内耳の病気で起こる、回転性めまい。 からだが浮いたようなふわふわした感じがあり、主に脳の病気や高血圧症で起こる、浮動性めまい。立ち上がった瞬間にくらっとする感じがあり、主に起立性調節障害や不整脈で起こる、立ちくらみ。

 めまいを起こす病気は次のようなものがあります。内耳の前庭という場所にある耳石がはがれ、平衡感覚を感じる器官の三半規管に入り込んでめまいを起こすのが良性発作性頭位めまい症。 内耳にある内リンパ液が増え、内耳がむくみ、めまい・難聴・耳鳴り・耳がつまった感じなどの症状があるのがメニエル病。平衡感覚を脳へ伝える前庭神経に炎症が起こり、うまく情報が伝わらず、 めまいが起こるのが前庭神経炎。前庭神経に腫瘍ができるとめまいが起こることがあります。髄液が内耳に漏れ、めまい・難聴・耳鳴り・耳がつまった感じなどの症状があるのが、 外リンパ瘻。中耳炎で炎症が内耳に及ぶと、めまいが起こります。脳出血や脳梗塞や脳腫瘍でも、めまいが起こることがあります。首から脳へとつながる動脈の血流が不足し、 めまいが起こるのが、椎骨脳底動脈循環不全。横になった状態や座った状態から急に立ち上がったときに、血圧が低下し脳の血流が減少しめまいが起こるのが、起立性調節障害。 また、生活のリズムの乱れ、睡眠不足、不安、心配、ストレスなどが原因でめまいが起こることがあります。ほかに、血圧の異常、不整脈、貧血、脱水、低血糖なども原因となります。 このように様々な原因があるので、めまいが起こったら医療機関を受診して、何が原因か診察を受けましょう。

 めまいが起こったら、不安になるとめまいが悪化することがあるので、落ち着きましょう。横になったり、楽な姿勢にし、めまいが軽くなるまで安静にしましょう。 ただし、激しい頭痛や、手足の脱力感、ろれつが回らないなどの症状があったときは、できるだけ早く救急病院を受診しましょう。 また、めまい発作の時の薬があらかじめ処方されていれば服用しましょう。

 予防としては、栄養や水分が不足するとめまいが起こりやすくなるので、バランスのよい食事を規則正しくとりましょう。 飲酒や喫煙や過度のカフェインの摂取はめまいが起こりやすくなることがあるのでさけましょう。乗り物に乗り、外の景色を見たり、気圧が変化したりすると、 めまいが起こることがあるので、あらかじめ主治医に相談しましょう。できるだけ普段の生活の上でのストレスを減らし、リラックスを心がけ、充分な睡眠をとりましょう。

2008年10月 掲載

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