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笑う門には健康来たる

Vol.31 新型インフルエンザ

秋以降は特に注意が必要!

 今回は新型インフルエンザのお話です。(2009年6月11日現在)

 南半球での流行により6月11日、WHOはインフルエンザに対する警戒度を世界的大流行を表すフェーズ6に引き上げました。 日本国内での感染は関西方面では下火になってきていますが、福岡で流行があるようです。日本は梅雨なので気温と湿度が上昇します。 インフルエンザウイルスは湿度に弱いため流行しにくい条件です。一方南半球では、冬なので、インフルエンザが流行するのに適しています。 そのため夏の間は散発的に発生することがあるかもしれませんが、いったん沈静化するのではないかと考えられています。そして本格的な流行は秋からと予想されています。

 これまでのところ日本国内での死亡例はなく、毒性は従来からある季節性のインフルエンザと同じくらいといわれています。 しかし病気で弱っている方や乳幼児にとっては重症化する可能性があるようです。また抗インフルエンザ薬(タミフル、リレンザ)は効くようですのでかかっても治療は可能です。 新型インフルエンザのワクチン生産が始まるようですが、今年は充分な量が供給されないようです。これまでの季節性インフルエンザのワクチンは効果がないようです。

大流行に備え、予防を心がけましょう

 まずは、流行地への渡航を控えましょう。渡航される方は、予防を心がけてください。

 また国内で大流行した時は次のことに気を付けましょう。まずはむやみな外出を控えます。特に人が集まるところへの外出は禁物。 やむをえず人ごみに出かけなければならない時には、マスク、うがい、手洗い、洗顔が大事です。マスクはウイルスの侵入を約3割減らすといわれています。 マスクは息で湿っているので吸気の湿度と温度を上昇させます。インフルエンザウイルスは湿度に弱いので感染の機会を減らします。 インフルエンザウイルスは気道の粘膜に取り付くと約20分で細胞の中に取り込まれます。うがい自体は効果的ですが、20分おきのうがいは無理なので、その効果は限られるようです。 インフルエンザウイルスは手や顔、衣類にも付着します。手で目や鼻をさわることも感染の原因なので、外出中はむやみに手すり等に触れないようにし、外出後は手や顔を洗います。 保温を心がけましょう。寒いところでは、気道の線毛の動きが鈍くなります。気道の線毛はウイルスや細菌の侵入を少なくする働きをします。保湿も心がけましょう。 インフルエンザウイルスは湿気が苦手。加湿器等で湿度を上げるとよいでしょう。体力の維持も必要。しっかり栄養と休息を取ります。気の早い話ですが秋に向けて準備をしましょう。

2009年7月 掲載

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