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笑う門には健康来たる

Vol.28 お酒と健康

 さて、お酒と言えばアルコールです。酔いの正体は、アルコールによる中枢神経の抑制が原因です。酔いの初期には抑制系神経が麻痺させられるため、 興奮状態となります。アルコールの血中濃度が上昇すると、運動器や意識をつかさどる神経も麻痺し、運動の反射の低下や刺激への無反応を生じ、酩酊状態になります。

お酒の良いところ、悪いところ

 酒は百薬の長と言われますが、決して良い点ばかりではないことは皆様ご存知の通りです。適量であれば、脳梗塞や心筋梗塞を減らし、善玉コレステロールを増やし、ストレスをとってくれるという良い点もあります。

 しかし、お酒を飲むと理性や自制心がなくなってしまうため、食事のとり過ぎや、飲み始めてしまうとお酒の適量が分からなくなってしまうので注意が必要です。 また、飲み過ぎは脂肪肝を起こします。脂肪肝が長期間続けば、肝炎や肝硬変となります。長期間の飲み過ぎは肝障害だけでなくアルコール依存症や脳障害を起こします。 アルコールの分解産物であるアセトアルデヒドは二日酔いを起こすだけでなく、発がん性があります。泥酔すると命に関わる事故や怪我の原因にもなります。

肝臓に負担をかけていませんか?

 飲酒の適量には個人差がありますが、ビール中ビン1本、日本酒1合、焼酎0・6合、ワイン1/4ボトル、ウイスキーダブル1杯です。これを超えないように心がけましょう。 休肝日を作り、肝臓も少なくとも週休二日にしてあげます。もちろん肝障害や肝炎のみならず病気のある人は飲酒しないようにします。血液検査に肝機能をみるγGTPという項目があります。 お酒がどれだけ肝臓に負担をかけているか、参考になる数値です。正常値は40未満です。100を超えている場合、肝臓に負担をかけ過ぎです。また、ALT(GOT)、APT(GPT)の値も上昇している場合、 アルコール性肝炎の可能性もあり精密検査が必要です。γGTPが異常値にならないように飲酒量を調整しましょう。

飲酒時の注意

 飲酒をするときの注意は、食べながら、ゆっくり飲むこと。適量を守ること。飲めない人にはすすめないこと。イッキ飲みは絶対にさせないこと。強い酒は薄めて飲む。薬を飲んでいるときは飲酒しない。

 今回のコラムで誤解をしないようにしてほしいのは、お酒を勧めている訳ではないことです。飲むのであれば適量を守り、健康的に楽しく飲むようにしましょう。

2009年4月 掲載

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