![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
||
HOME / 【笑う門には健康来る】 | ![]() |
|
![]() |
||
![]() |
Vol.35 橋本病30・40代の女性に多い橋本病バセドウ病は甲状腺の機能が過剰になってしまう病気でしたが、今回の橋本病は逆に甲状腺の機能が低下することがある病気です。橋本病は慢性甲状腺炎ともいいます。 自己免疫疾患の一つで免疫系が甲状腺を異物と間違え甲状腺に対する自己抗体ができ、この抗体が甲状腺を破壊し、徐々に甲状腺機能低下症になります。 30代、40代の女性に多くみられます。男性の20〜30倍といわれています。 主な症状症状は甲状腺の腫れ(首の前側の腫れで首が太く見えます)、のどの違和感の他、無気力で忘れっぽくなり、抑うつ的で、寒さに弱く、疲れやすく、 皮膚は乾燥し荒れ、体のむくみ(押してももとにもどります)、食欲低下、便秘、月経不順、体重増加、脱毛などが現れます。精神疾患や老化と間違われることもあるようです。 血液検査ではコレステロールが高くなります。初期には一時的に甲状腺機能の亢進が起こり、バセドウ病のような症状が出ることがあります。 すべての橋本病の人に甲状腺機能低下症がある訳ではなく、約30%に機能異常があるといわれています。 診断と治療診断は血液検査で甲状腺自己抗体や甲状腺機能を調べます。甲状腺の腫れがある場合は甲状腺の超音波検査を行います。 治療は内服薬で甲状腺ホルモンの補充をします。不足した甲状腺ホルモンを補うため、治療が長期間になります。症状が改善すれば、日常生活は普通に行えるようになります。 甲状腺機能が正常範囲ならば内服治療は必要ありません。しかし、甲状腺の腫れが大きい場合は、甲状腺ホルモン剤を内服すると小さくなります。 ヨードを多く含む昆布は、橋本病の方の甲状腺機能低下を悪化させ、甲状腺の腫れが大きくなることがあるので、普通以上に食べないようにしましょう。 まずは前記のような症状にお気づきの方は医療機関を受診して検査を受けてみましょう。 2009年11月 掲載 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
||
![]() |
HOME / 【笑う門には健康来る】 | ![]() |
![]() |
愛知県豊田市の家庭向け生活情報配信サイト【pipo online 】 |
![]() |
会社概要 | 広告・情報掲載について | pipoについて | 人材募集 |
© PLANETS TOYOTA All Rights Reserved. |